日々のハンスト状況

2011年

9月

25日

四人より、ハンストを終えて。

 

山本雅昭(どっきょ) @masssssann

 

 

 

まず初めに、支えてくださったみなさんに本当に心から感謝したいです!!

ありがとうございます!

 

このハンガーストライキを通して、一番に感じたのは人の温もりが僕の一番のエネルギーになったこと。綺麗ごとではなく、素直にそれを感じている自分がいたことが、すごく嬉しかったです。本当に多くのことに気付かされました。

 

そして、やはり今の日本には対話が必要なのだと確信することができました。

僕が言う「対話」とは、相手の話に本気で耳を傾け、自分の意思を持って自分の内なる思いや考えを伝えることです。相手のことを理解できなくてもいい。でも向き合うことが今、足りない。

 

一人でも今の原発問題について本気で考える人が生まれたら嬉しい。ただ、まだ結果を求める段階ではなく、これからどう行動していくかがすごく重要なこと。

このハンストを終えてから電車に乗り、家に帰宅している中、これまでの10日間と目の前にある生活とのギャップを感じ、今までの無関心だった自分に戻ってしまうんじゃないかと少し恐怖しました。

でも、もう被ばくして生活しなくてはいけないと決まったこの日本でそんなことを考えていてもしようがない、前に進んでいくしかない。

だからといって、肩を張りすぎず、「和み」を忘れず、みんなでやっていきましょう。

 

たった数人で行ったこのハンガーストライキが多くの方に知っていただけたこと、多くの方に応援していただけたことはとても僕にとって大きな自信になりました。

それと同時に人間一人ひとりにはすごい力を持っているのだなと。

 

これからの活動は、僕から足を運び、原発問題に限らず色々なことについて「対話」ができるイベントを催していきたいです。それと、どう放射能から身体を守るか、食生活からも見直して勉強していきます。それが一番生きる上で現実的なことだろうと思いました。放射能による恐怖を発信することも大事かもしれないが、もっと前向きなことを発信していきたいから。精進していきます。

 

 

 

本当のことを知ること、伝えること。

自分の思いや考えを身近な人に話すこと。

これらは本当に勇気がいるし、こわいことだし、面倒くさいし、色んな困難がある。

けど、やっぱり日本が好きだし、これ以上放射能まみれの世界を将来の子供たちに託したくない。

 

どうしたらいいか。

一緒に考えていきましょう!!

 

 

 

 

 

米原幹太 @nandakandakanta

 

 

240時間のハンスト無事終わりました。

 

 

まず、誰よりも、何よりも。

周りでサポートしくれた仲間達に、感謝をします。

誇りに想い、尊敬します。

『本当に、ありがとう。お疲れ様でした。』

 

 

そして、

経済産業省前に、足を運んでくれた方々。

応援メッセージをくれた方。

中継を見てくれた方。

人知れず、一緒に想いを共有しようとしてくれた方。

 

 

その行動力に、その文字に、その想いに、その言葉に、希望を感じました。

『本当に、ありがとうございました。』

 

 

 

今までのことを認め。

今現在、起きてしまっていることを認め。

25年後、チェルノブイリで起きていることを認め。

次世代が、生まれてくることを認め。

国単位では、何もできないことを認め。

様々な発想、やり方を認め。

自分のできること、できないことを認め。

 

「やりたいこと」、「できること」を、やっていきます。

できれば、オシャレに、気楽に。

 

 

「将来を想うハンガーストライキ」は、多くの方に支えられた行動でした。

そのつながりを大切に想います。

日本中どこにでもいくので、気軽に声をかけてください(笑)

どんどん、繋がりましょ~う◎

 

 

僕の目には見えない、誰かの意識の中。

何かきっかけを与えていたとしたら、本当にうれしいです。

240時間ありがとうございました。

 

これからもよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

岡本直也(金ちゃん)  @HungryKinchan

 

 

記者会見を終えて「将来を想うハンガーストライキ」を沢山の方に見守れる中で無事に終えることができました。

 

この10日間は、経産省前でずーっと座り続けていましたが、そこで多くの方が足を運んでくれ出会いや繋がりが生まれる場所になっていました。

 

この出会いや繋がり、そして沢山の方から頂いた色々なメッセージが僕を支えてくれたし、ハンストをやっている意味を感じさせてくれえました。

 

本当に感謝です。

 

この社会には戦争、貧困、原発、とても多くの問題があります。その問題は自分たちが生活していく中では見えてこない部分の方が多いかもしれないし、その問題を知っても自分とは関係ないと思うかもしれません。

 

だけど、少し調べると自分が今暮らしている社会が戦争、貧困、原発というものを成り立たせてしまっていて、それで死んでいく大切な命があることに気づきます。

 

僕たち一人一人の無関心がそういう社会を作り上げてしまったんじゃないかと思います。そしてこの社会をより良い社会に変えていくことが出来るのも僕たち一人一人の意思なんだと思います。

 

そんなことを考えながら、一歩づつ皆と踏み出して行きたいと思っています。

 

「将来を想うハンガーストライキ」がその一歩になっていけたら本当に嬉しく思います。自分が出来ることを探して、これからも頑張るので、一緒に楽しくやっていきましょう!

 

そして最後にユイキ、あかり、TJ、そしてサポートをしてくれた皆さん、本当にありがとう。

 

 

 

 

 

  関口詩織  @stophamaokaYN

 

ハンストをやった5人、サポートしてくれたみんな、金ちゃんのご家族、会いに来て下さった方、ユーストやホームページなどで見守って下さった方、健診して下さったお医者さん、などなどなど…

本当に心からみなさんに感謝しています!



わたしは、このハンストを通て、やっぱり、いちばん大切なのは人の繋がりだなぁと、感じています。


そして、10日間、あの霞ヶ関の経産省前で、わたしが感じていたポジティブなエネルギーが、一人でも多くの方に伝わっていると嬉しいです。


荒野で一匹の蝶々をみつけたときみたいな、希望をみいだせる場所になれていたらと願っています。

しおり・ω・❤

 

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2011年

9月

20日

10日目(9月20日)

こんばんは! ハンガーストライキ 10日目!

まず始めに、日程の事を書きたいと思います。

9月11日にハンガーストライキは始まりました。
今回のハンガーストライキの期間は10日間、240時間。

私たちは9月11日から1日目として数えてきました。
そのため今日の朝8時の時点で8日と15時間でした。

なので明日は11日目で、明日の17時で240時間、10日間のラストの日になります!

ややこしいことになってしまってごめんなさい。


朝から今日は雲良きが良くなかったです。経産省前に着いたらパイプイスが並べられていました。
となりのテントの方々のご好意!嬉しかった。

今日は、朝からパラソルを張って、イスに座っての座り込みです。

今朝のみんなは元気そうでした。
カメラを向けるとどっきょ変顔! 元気そうでしょ。

雨が降ったりで、放射線量が上がっている可能性があったのでさおりちゃんはN95のファン付きマスクを着用してます。
放射能NO防護プロジェクトのつぼいさんが寄付してくれました!


雨だったけど、朝からたくさんの人が足を運んでくれました。
地下鉄の出入り口でチラシを配ってくれる方、みんなの体調を気にして暖かい上着を持って来てくれた方
ハンスト明けに食べてと手作りのお味噌を持って来てくれた方々....
その他にも、とってもかわいい手ぬぐいや、カイロ、レインコート、炒り玄米、梅酵素、お水 等を寄付して頂きました。
本当にありがとうございました!


関西若者会議から、たにさちことさちほが弾丸で東京経産省前にやってきてくれました!
みんなテンション上がってた!たくさん手伝ってくれて、今夜兵庫へ帰っていきました。

(一番左手が、さちほ 19歳)


ぽつんぽつんと始まる対話、いいね!


アメリカへ避難する手続きをされてる方が来てくれました。
来年イギリスに行くさちほと 海外トーク中!


4日前にも来てくれた福島菊治郎さんが、福島県への取材の帰りに顔を出して激励してくださいました!
福島県の現状についてもお話しいただけました。


お足下が悪いにもかかわらずたくさんの人が今日も経産省前将来を想うハンガーストライキに足を運んでくださいました。
本当にありがとうございます。雨がふったりやんだり、終盤は大変でしたが、明日がラスト!

きんちゃん家に帰って来てからは、みんなご飯の話題で盛り上がってました。
明日の17時すぎたら食べれるね!

断食明けのご飯は、おもゆから始める予定です。


今日も一日本当にありがとうございました。
愛がいっぱい溢れてる経産省前将来を想うハンガーストライキ明日で最終日です!



おやすみなさい、また明日!



サポートメンバーあかり

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2011年

9月

19日

9日目(9月19日)

寝不足のせいか、朝はみんな眠たーい雰囲気。そんな内、カンタは瞑想たいむ。
ハンストって自分の体と対話しながら、進んでいくと思うのです。


朝から、隣のテントのおじさん達の計らいで内科の先生が4人を診にきてくれました。
となりのテントをお借りして、一人づつ診てもらいました。
4人とも低血圧になりつつあるものの、大丈夫な値で、脈も正常で大丈夫でした。
ご心配されている方々、少し安心していただけたらと思っています。



今日は曇りで、風が強くて雨が来そうで心配なときもあったけど終日大丈夫でした。
ハンガーストライキの虹色フラッグがパタパタ泳でました。




昼過ぎから大きなデモが2つ東京では行われて、
デモに参加する人達が、たくさん4人の顔を見に足を運んでくれました。



今日はたくさんの若者達もやって来た、どんどん仲間が増えていく。
それって本当に幸せなことですね。


Ustreamの視聴者数が、一時1270人超え。
デモ中は経産省前には若者達が集まってました。その中始まった、若者会議 in 経産省前
いつもの様に聞き、話す。笑い、感じ、考える。

いい時間を過ごす事ができたとおもいます。


関西若者会議の仲間、ギター弾きじゅなちゃんのお母さんが来てくれた。
すっごい嬉しかった、頂いた絵もめっちゃ美しいものでした。
ハナソウ  自分たちが持っている固定した考え方を、
ハナソウ  あなたと対話すること



デモが終わった後もたくさんの方が足を運んでくれました。


毎日のように来てくれる人、初めて来た人。ここに足を運んでくれた人達が繋がっていっているように感じる。
おじいちゃんから、若者達まで。みんな対話していたと思います。



7Generation walkの山ちゃんも今日の座り込み終盤に来てくれました。
山ちゃんはCOP10の時に断食断水を8日間した方で、みんなに
げんちゃんと一緒にネイティブアメリカンの歌。AIMソングを歌ってくれました!


みんな太鼓のリズムに合わせて手を叩いてました。
心がこもった歌は、みんなの心に届いていたと思います。
めっちゃかっこ良かったです!

今日も一日ありがとうございました。 

ラスト2日です、頑張ろう~!





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2011年

9月

18日

8日目(9月18日)

8日目!!!!

今日は運良く雨も降らなかったです

朝からフリーペーパーゆるゆる新聞さんが取材に来てくれまし
山口県黒五郎からすっごく美味しいお水をもってきてくれました

大阪から関西若者会議のげんちゃんが和歌山へのボランティアを果てふら~っとやって来ました。今日から最終日までハンストに参加します。よろしくお願いします

日曜日とゆうことあって、今まで以上にたくさんの人が来てくださいました

ハンストメンバーのカンタ父やどっきょママも顔を出してくれました。
 
はるばる大阪、愛知、山口県、その他の都府県から足を運んで下さった方もいました。

みんなしゃべる事で、パワーをもらって
いるみたいで、話してる目がキラキラしてる。



90歳のおじいちゃんが48時間ハンガーストライキを気持ちは一緒にと 隣にあるテントでやってくれていました

今日の17時で48時間達成でした!
おじいちゃん本当にありがとう!
めっちゃ元気そうです。色んな話を教えてもらいました!
こんなパワフルなおじいちゃん憧れます

山口県上関祝島から虹のカヤック隊のノブさんが来てくれました。魂のこもった弾き語り シビてました!

本当にたくさんの人が足を運んでくれました。経産省前に出会いの場がいまあります。足を運んで頂けたらと思います

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2011年

9月

17日

7日目(9月17日)

 

こんばんは!!

 

web Iwakami の Ustreamで、ハンガーストライキの中継が見れる様になりました。以下URL
 http://iwakamiyasumi.com/
 
今日からUstream中継が2回線になります。 2つとも違う誰かの話をうつしてます!

この日はいいお天気で 暑さが厳しいって思った時もありました

応援の方から頂いたタオルを凍らしたものがとっても好評です

 

IWJ代表の岩上さんが激励&取材&Tシャツをプレゼントしにきてくれました。

 

1時間ぐらいみんな話し込んでました、岩上さんわざわざありがとうございます!

 

 

それから芸大生の学生が絵を書いて持って来てくれました
すごく素敵です。 地下鉄入り口の階段の壁に絵を飾りました
癒されます!

ギターを持った応援の方が来てくれて 音を楽しむことができました
カンタは一緒に歌い出し ギターも弾いてました
元気!!!!

土曜日は経産省や周りの会社が休みで人通りが少なかった
だけどたくさんの人が来てくれました

 

Ustream配信チームは右手のお二方。
いつもありがとうございます!

 

ビル風がとっても気持ちよく感じる

ありがとう地球
ありがとうみんな

ハンスト後半
四人の表情、動き、心  感じ取りながら
精一杯サポートしたいと思います

よろしくお願いします

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2011年

9月

16日

6日目(9月16日)

 

 

 

 

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2011年

9月

15日

5日目(9月15日)

あ、こんばんは。大阪よりサポートで入ってるアカリ(19)です。

今日の報告をさして頂きたいと思います。

今日で5日目です。

 

今日は嬉しい事に、、、、

朝刊の東京新聞、29面にハンガーストライキの事が載りました!!(ぱちぱち)
東京新聞さん、記者さん、ありがとうございます。


朝から新聞を届けてくれる方がたくさんきてくださいました。
みんな嬉しそうで顔がキラキラしてました!本当にありがとうございました。

東京新聞の記事の効果は本当にすごくて、経産省近くの会社の方がたくさん立ち寄って激励を頂くことができました。

 

今までにないスーツの方々からの激励、わー4人の気持ちがみんなにつたわりだしたなーって思った今日この頃。

今まではインターネット上で見て来てくださる方が多かったのですが、今日は新聞見て来たよ!っと言う方が多かったです。

 

皆さんから今日もお水、氷、塩、冷えたタオル、冷えピタ、新聞、Tシャツ、カンパ等を頂きました。
心より感謝しています。



今日は心無しか、昨日よりもあつく冷えたタオルや、氷に癒されました。

 

開始当初から激励に来ていただいた方々から書いていただいていた、メッセージフラッグがいっぱいになりました~★
明日からは新しい布になります!
お立ち寄りの祭は是非書いて頂けたら嬉しいです。



 

今日も取材の方々がたくさん来てくれました、ありがとうございます。
たくさんの人に4人の思いが伝わっていきますように....
(写真:フランス人の記者さん)



 

それから昨日に続き東京若者会議の仲間内がサポーターで入ってくれてました!
チラシ配ったり、対応してくれたり、片付けしてくれたり........
ハグをして話しして、笑って、心が満たされました。

 

今日は警察の方と揉める事なく1日を終える事ができました。ありがとうございました。


私にとって きんちゃん どっきょ かんた しおりちゃん は
大好きな 大切な 愛する仲間です。

 

 

4人に心からの 感謝を、 
そして  この耳で この目で この手で 4人を感じながら残りの5日間共に歩いていきたいです。



残り5日間。よろしくおねがいします!しっかりサポートしていきます。


アカリ

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2011年

9月

14日

4日目(9月14日)

 

こんばんわ~

米原幹太です。

 

 

今日の報告としては、

午前中タープを設置しましたが、警察の方に注意されました。

話し合いの末、パラソルはオッケーに(笑)

ただ、歩道の使用は容認してくれているので、感謝感謝◎

 

そして、そして

今日もたくさんの方々が出向いてくれました!

 

ありがとうございました!!

 

 

 

 

水、保冷剤、塩、タオル、カンパ、

何より見に来てくれたことがうれしいです。

元気になりました!

 

twitterや、ユーストリームを見てきてくれる方が多々いました。

メディアが信頼を失いつつある今は、自分たちで発信できる今でもあるわけだ。

利用しない手はないね。

 

 

 

取材の方は、海外メディアの方が多く来てくれます。

サポートの、ゆいきが用意してくれた、英語訳された文章が大活躍しました!

アメリカの新聞にも、ハンストのことが載ったりと、海外へ向けての発信は今のところ手ごたえ十分です。

 

 

日本のメディアの方も、

東京新聞、NHKなど来てくれたので、こうご期待ということで!

読売に載らないかな~(笑)

 

 

サポートの三人、金ちゃん母、いつもありがとう。

感謝、感謝+*

 

 

 

未来に将来に届け

それぞれの想い

それぞれのイメージ

感覚、感情、愛情

 

いつか辿り着いたその時

そこに

各々の真実はありますか?

そこに

僕らの先は見えますか?

 

不安だから、楽しみ

見えないからこそ、先は無限

それを想い返しては、日々を繰り返す

 

 

 

 

 

 

 

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2011年

9月

13日

枝野新経産相に聞く「ヒバク限度と若者ハンスト」 

スナメリチャンネル」の東条(TJ)です
 
ハンスト中の彼らをお届けする場ですが、
昨夜の枝野新経産相の就任記者会見の報告をさせてください。
   
「ヒバク限度と若者ハンスト」について
枝野大臣に直接質問をしてきました。

そもそも今回の鉢呂元大臣の突然の辞任劇は、
TPP締結や原発再稼働に慎重だった彼に対して、
記者クラブが作り上げた(言葉狩りを行った)ものと言われている。

もしそれが本当なら、
こういうおかしな「しくみ」は変えていかないといけない。
それは、いのちに関わる問題だから。
そして、大切なのは、変えるのは「誰か」ではなく
「私たち一人一人」と自覚することだと思う。
 
ハンガーストライキのことはどうしても伝えたかった。
未来を担う19~22歳の彼らは自分の問題として本気で立ち向かっているからだ。
 
質問

鉢呂元大臣は退任会見の時に、学校以外の生活環境全てあわせて、
年間1ミリシーベルト以下を目指すように取り組みたいと言及されました。

ICRPの指針では、内部被曝と外部被曝あわせて年間1ミリシーベルト
以下という指針ですが、枝野大臣は同じお考えでしょうか?

それからもう一つ。今経済産業省前の入口で
4人の二十歳前後の若者がハンガーストライキをしています。
10日間何も食べずに「原発をやめてください」と訴えています。
それに対して一言コメントを頂きたいと思います。

回答

一点目については、
自然界にある放射性物質からの放射能に加えての、
今回の事故によって受ける放射線の量は低いことが望ましい。
その低いということの一つの目標点が1ミリシーベルトである
ということは私どもは全く同じ考えです。
できるだけそこに近づくように、できるだけ早く近づくように
様々な努力をして行かなければと思っています。

ハンガーストライキをされている方がいらっしゃるということですが、
原子力発電所を一刻も早くやめるべきであるという心情は
非常に強く分かります。しかしながら、
それについては、国民的な合意の下に、あるいは議論の下で
そうなっていかなければならないと思っていますので、
ハンガーストライキというご自身の健康にも影響を与えるような手段
ではなくて、やっぱり国民的な議論を進めていく中で
そういったご意見についてもしっかり声を上げて頂きたいと思っています。

(質問の補足)
もう少しうまく聞けたかもしれない。
意図は、今までは年間1ミリシーベルト以下という基準は
学校においてのみ考えられていたが、鉢呂元大臣は通学路や自宅などの
生活環境全てあわせて考えようとした。

そして、今は外部被曝より危険な内部被曝について考慮されていないが、
ICRPの年間1ミリシーベルトという基準は、
外部被曝と内部被曝をあわせたものであるということ。


もっとつっこんで聞けば良かったが、
年間1ミリシーベルト以下を目指すということは確認できた。
ならば、一刻も早くそうなるような「行動」が求められる。
福島の人たちだけではない。
県外に暮らす人たちが1ミリシーベルトで収まる保障すらどこにもない。

原発を一刻も早くやめるべきという
彼らの心情が分かるという言葉はそのまま受け止めたい。
国民的な議論が必要ということもその通りだ。
しかし、そうなっていないから、
彼らは止むに止まれず行動を起こしている。
ハンストという方法がベストとも思っていない。
多くのいのちが脅かされること、国民的な議論がないままに
原発が再稼働され進められることなどを
見て見ぬふりができないのだ。

一人一人ができる一歩を踏み出そう。

イタリアは国民投票によって圧倒的多数で「原発にさよなら」を決めた。
日本でもその動きはもうある↓
(僕も賛同人になっています。一緒にやりましょう!) 

みんなで決めよう「原発」国民投票
http://kokumintohyo.com/
そしてハンスト中の彼らと一緒に
よりよい未来を考えて頂けたらと思います。  
 
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2011年

9月

11日

今日からスタートです!!

更新遅れてごめんなさい!!!!

 

前日から更新するはずが、日付が変わってしまいました(^^;)

 

初めまして!!

このウェブサイト作成やブログ更新などをやっている竹之下惟基(以下、ユイキ)です。

 

ハンストをする4人とは友達で、今回のハンストには話が出たときから関わっています。

 

その流れで、手伝えることがあればということでネット関連を担当しています。

 

ちなみに、上の写真は僕ではなく金ちゃんです(^^)

 

 

 

さて、今日(11日)の17時から19歳~22歳、4人の若者によるハンガーストライキがスタートします。

 

3.11からちょうど半年。そして、アメリカの同時多発テロから10年が経ちました。

 

半年前、そしてこの10年、本当に多くの一つ一つの尊い命が失われました。

 

まず、その命にご冥福を祈ります。

 

 

 

僕たちは、3.11の前後に出会い、地震・津波・原発事故からそれぞれに様々なことを感じ、考え、行動する中で出会いました。

 

原発事故の前から原発の危険性を知っていたメンバーもいれば、事故後から原発について知り、原発はいらないと意見を持ったメンバーもいます。

 

以前から、上関原発反対の座り込みに参加していたメンバーもいれば、事故後に初めて原発を生で見たというメンバーもいます。

 

そんな僕たちの共通点は「未来を想う」ということです。

 

自分の将来や、身近な人たちの将来、近い将来生まれてくるであろう自分の子供たち、その後に紡がれていく命、のためには、今、自分の社会で起こっているこの原発・放射能という大きな問題には背を向けられない。

 

自分たちなりにその社会のために行動しようと決めました。

 

その行動の一つが『将来を想うハンガーストライキ』です。

 

 

 

今回のハンガーストライキ、脱原発に強い想いがあるのは当然ですが、もう一つ僕たちが強く意識したのが、ハンストのやり方です。

 

このハンストは対立をなるべく生まず、自分たち若者の意志を示し、今と未来への等身大の想いを発信することを意識しています。

 

なぜそうなったか?

 

みんなの総意でそうなったのですが、僕個人の例をあげると、それは上関原発の建設予定地(田ノ浦)での「学び」からです。

 

今年の2月21日中国電力さんが田ノ浦へ600人ほどの作業員さんや警備員さんを連れて、夜が明ける前の田ノ浦の浜へ工事に来ました。

 

その時の状況を幹太のツイッターなどで知り、僕は翌日の夕方から田ノ浦で座り込みを始めました。

 

1週間ほど田ノ浦にいましたが、そこでの「気づき」は、“当事者のいない対立”の恐ろしさでした。

 

作業員さんも警備員さんも、現場にいる人たちは、仕事として原発を建てに来ます。

 

反対派の人たちは、自分たちの生活の源である田ノ浦の海を守るため、浜に座り込みます。

 

その場にいた実感として、あの浜にいた人たちで、本当に”原発を建てたい”人なんていないと思いました。

 

中国電力の社員さんも、仕事として、自分の生活のため、家族の生活のために、原発の建設現場行く。

 

本当に“原発を建てたい”人は、現場からは遠く離れたところにいる。

 

それは電力会社の社長室かもしれないし、霞ヶ関の高層ビルの中かもしれない。

 

でも、その時感じたのは、その元凶は誰でもない。

 

人ではなく、原発を建てるという”国の方針”だと感じました。

 

そして、それに沿った国のトップから山口県の小さな島まで伸びる建設“システム”。

 

 

 

お互いに非暴力のポリシーを持っていても、工事を強行しようとすれば、反対派は何とか立ちはだかろうとするし、作業員や警備員は押し進もうとする。

 

2月23日、そんなこと繰り返すうちに、その場の空気は狂気と化した(僕はそう感じた)。

 

お互いに言葉づかいや振る舞いが乱暴になり、かなり危ない押しくらまんじゅう状態になりました。

 

最後には祝島のおばちゃんがもみくちゃになって押しつぶされるようになり、病院に運ばれた。

 

僕の22年間の人生で初めて感じた狂気。

 

「戦争や紛争ってこういうものなのか」と直感しました。

 

 

 

“当事者のいない対立”。

 

これほど空虚なコトがほかにこの世にあるんだろうかと思った。

 

 

 

どうすればこの状況が変わるのか、本気で考えました。

 

“当事者のいない対立”という「気づき」から、まず、対話するという「学び」を得た。

 

当事者がいないなら、現場にいる工事する側、反対する側で対話し、工事を止められないのか、と思いました。

 

でも実際のところ、それだと工事を少し遅らせるぐらいが限度でした。

 

 

 

根本的に建設計画を止めたり、脱原発するにはどうすればいいのか、また本気で考えた。

 

そこでの「学び」は、未来に共通のゴールを持つことでした。

 

数年先でも、数十年先でもいいから、相手と同じようなゴールのイメージを持つ。

 

そうすれば、その相手は敵ではく、仲間になる。

 

立場は違うかもしれないけど、大きくは進まないかもしれないけど、少しずつでも対話を通して、未来へ歩んでいく。

 

そんな歩み方が必要だと強く感じました。

 

長くなりましたが、そんな「気づき」と「学び」から、攻撃的ではない、未来のための想いを発信するハンストになればと思っています。

 

(経産省の方や政治家の方と対話する機会はなさそうですが)

 

 

 

そんなハンストへの想いを込めて、

 

~コブシを使わず、拡声器を使わず、ただ食べずに想いを発信する~

 

という言葉をサブタイトルつけることになりました。

 

 

 

ハンストをする4人のハンストへ至る経緯や想い、これからの社会に対する想いなどは「僕たちがハンストをする理由」を見て頂いたり、今後のユーストリーム配信やブログでお伝えできると思います。

 

 

 

もし、僕たちに共感していただき、声明文に賛同して頂ける方がいましたら「募集!!」のページをご覧ください。

 

また、『将来を想うハンガーストライキ』ということなので、みなさんから未来へのメッセージフォトも募集しています。

ぜひ、あなたの未来を教えてください(^^)/

 

 

 

いろいろ言いましたが、一番の目的は請願内容にまとめているように、今を見つめ、未来を見つめ、脱原発の社会を創っていくことです。

 

このハンガーストライキが最終的にどんなことを生むのかはわかりませんが、僕たちを含むみんなの意志がそれを形作っていくんだと思います。

 

 

 

つたない文を最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

 

 

ハンストの生情報は4人のツイッター(一応僕もつぶやきます)やユーストリーム配信でご覧ください。

 

ブログは主にその日のまとめを書かせて頂きます。

 

また今夜、更新したいと思います。

 

 

 

最後になりましたが、賛同者になって頂いたり、メッセージを頂いたりと本当に多くの方に見守られていると感じています。

 

本当にありがとうございます。

 

 

 

ユイキ(22歳) @yuiki12

 

 

 

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